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「ビギナーからプロフェッショナルまで、“釣れる自信”を持って使える製品づくり」をコンセプトにするルアーブランド。
2019-08-25

プロズベイトフィネススイムジグのデザインと特徴。

※フック

30度アイ、サイズは両ウエイト(3.5gシルバー目玉、4.5gパープル目玉)共に1/0細軸、ワイドゲイブ、リマリックベンド型を採用しました。

今までのスイムジグ同様障害物へのコンタクトをソフトに(スタックし難い)とフッキングの両立を考えた結果、30度アイフックを採用。

ベイトフィネスに対応する為の細軸フック、ファットなトレーラーを装着した時フッキングの妨げになり難い懐の深さのあるワイドゲイブ。掛けたらバラシが圧倒的に軽減されるリマリックベンド型(この辺りもベイトフィネスタックル対応)に致しました。

※ガード

両ウエイト共に0.5㎜のブラシガードを14本に決定致しました。

初期段階ではベイトフィネス仕様ですので、安易に少ない本数から試作を行いました。その後微調整を行い徐々に増やしていきました。

結果、初期モデルより大幅に増えた形になりましたが、その主な理由は細軸でワイドゲイブである為、思っていた以上に針がかりが良く根掛かりが多発した事です。ベイトフィネスタックルというセッティングを考えても竿が柔らかい分、障害物に対してもしっかり重みをのせてしまうのも主な要因かなと感じました。

又、前回も同じ事を書いておりますが、ガードの量が多い方(ベイトフィネスタックルで扱う場合)がチューニングを行い易い点も理由の1つです。

自分自身トラブルレスを高いプライオリティーに挙げているのでこの辺りも重要な要素でした。

チューニングを行なえば様々なフィールドベストなセッティングが出来ますので柔軟に対応頂けたら幸いです。

※ヘッドデザイン

プロズスイムジグやミッドレンジの形状は一新し、再度新たに設計しました。

左右にブレすぎない安定したスイム姿勢、障害物に対しスルリと躱してくる回避能力、スキッピングのし易さなどは前2アイテムと変わらず同様ですが、プロズベイトフィネススイムジグ(以下BFSW)に要求したのはバランスです。重量が圧倒的に少なくなったBFSWは今までのウエイト分散式の方法では使い方を選んでしまいます。誰もが快適に扱えるよう追求するには重心を全て前方方向に置く必要がありました。

当初から考えいた6:4のバランス(前方ヘッド重量、後方ワーム重量)がとれ、ベイトフィネスタックルでもキャストがし易く飛距離を伸ばす事が実現出来ました。

又、ヘッド下部にはアイを装着。ブレードやフックを追加出来るなどのチューニングも可能にしましたので、濁りがあってアピールの欲しい時や、オープンウォーターでフッキングを重視する時などはお試し頂けたらまた違ったスイムジグフィッシングが楽しめると思います。

今までにありそうでなかったベイトフィネスタックルで扱えるスイムジグですので、体感して頂けたら新たなスイムジグの扉が開けると思います。

※次回は小型スイムジグが必要になった理由について更新致します。