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「ビギナーからプロフェッショナルまで、“釣れる自信”を持って使える製品づくり」をコンセプトにするルアーブランド。
2019-08-26

ベイトフィネス対応、小型スイムジグが必要となった理由。

●何故小型にしたのか?

この問いに関しては自分自身が一番始めに理解しなければならない問題でした。

オリジナルプロズスイムジグが出て間もなくした頃には、AUTREC向後氏は小型スイムジグに着手していました。

理由はもう少しオカッパリアングラーにスイムジグの楽しさを知ってもらいたい。

スイムジグがバス釣りの持ち駒の一つになってもらいたい。

それにはオカッパリに最適なベイトフィネスタックルで扱えるスイムジグがないから作っただけだと言っていました。

が…

釣果を伺うとそれは霞ヶ浦のオカッパリではmaxに近いものでした。

向後氏の頭の中では釣れるストーリーが出来ていたのに違いありません。

小場所を小さいので効率すれば、釣れるでしょ⁉︎

的な感覚で言っていたと思いますが、これは同時期にプロズミニスピンの開発を進めていた自分にはピン!っと通づるものがあったのです。

それとはまた違う視点でKFG松村氏は、通常であれば今までのスイムジグで十分釣れるが、どうしてもタフった時は2.5in〜3inぐらいのシャッドテールを巻いてると反応がいいんだよね、と。でもその手のサイズのシャッドテールをノーシンカーだと手返しが悪いし、トラブルも起きやすい(もちろんノーシンカーが最適な事も多々あります)

これは最初にスイムジグを発売した時にジグの効率の良さをお伝えしましたが、小型化してもその使い勝手の良さは変わりません。

このワームに反応が良いから、それに合わせるジグがあればもっと使い易くなるのに…。

その様な考えを抱くのも普段ガイドでお客様へ効率よくトラブルが起き難く釣ってもらいたいと思う松村氏ならではだなと思いました。

その後開発を進めていくにあたり、プロズミニスピン同様小型化への関心が徐々に高まっていったのです。

小型→セコイ…。となりがちですが…。

これはとても漠然とした安易な考え?ですが、実際魚をより多く反応させるには時として、とても重要な要素であると思います。

今年、プロズファクトリーは2つの小さなアイテムを出しましたが、これは現状のフィールドではとても効果があると身を持って実績から感じたのと、バスを釣る楽しさを今一度感じて欲しいと思ったからです。

物事に深く接すれば接する程、欲が出てくるのが通常だと私は思いますが、欲を追求しすぎると時として楽しさが半減してしまう事もあります。

小型化されたプロズベイトフィネススイムジグは張り詰めた緊張感の息抜きや、初心者の方々や女性アングラー、お子さんにもとてもオススメです!

小型スイムジグが必要となった理由は…釣れるから。が答えです。

小さなパワーを是非体感して下さい。

※次回は使用タックルについて更新致します。