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「ビギナーからプロフェッショナルまで、“釣れる自信”を持って使える製品づくり」をコンセプトにするルアーブランド。
2017-12-09

PTD- HGの特徴!

こんばんは、プロズ大久保です。

今回はPTD- HG(プロズチューンデバイスハードガード)の特徴をご紹介致します。

PTDの特徴はフルサイズのラバージグをそのままコンパクトにした形状により(ヘビーカバーにアプローチ出来る)通常のラバージグより食わせに特化したカバー専用ラバージグだと言う点です。

俗に言うスモールラバージグ(通称スモラバ)は文字通りコンパクトで、ヘッド形状は主にラウンドタイプ、フックも細軸で、ブラシガードも少なく1〜4本迄がほとんど。

一般的にカバーに絡めた使い方は得意ではなく、多くの方はオープンウォーターで使用するのに対し、PTDはコンパクトなのは似ていますが、ヘッド形状はセミアーキータイプ(この様な呼び方があるかは不明です)フックは同サイズのなかでは太軸で、ブラシガードも16〜22本(ウエイトサイズにより変わります。)で多い。カバーを得意としていて一般的なスモラバとは全くの別物です。

コンパクトでありながら、フックやブラシガードはフルサイズのジグのコンセプトと同じなんです。

そして最大の特徴はヘッド形状がセミアーキータイプでアイポジションが前に来ている為、キャストがしやすくパワーフィネス、ベイトフィネス両方に対応出来るということです。

通常、どちらかに特化した形状になる物が多いですが、PTDの場合そもそもの開発がPF、BFのスタイルが構築される前に出来上がったので、そのどちらにも俗す様な形状になったのです。

パワーフィネスに求められる性能は障害物に引っ掛けた時に水平姿勢を保てる事が理想⁉︎(PTDは90度アイフックを採用しています、ですがシェイクしていない限り完全に水平にはなりにくく、少し斜めになります)

カバーへのスタック感、すり抜け感、フックの強度などその全てを高次元でクリアしています。

またベイトフィネスにおいては上記の項目をクリアしていれば必要なのはキャストのし易さが重要だと思いますが、90度アイフックなのにも関わらず、設計でアイポジションを前方に寄せているのでその辺りもクリアしています。

(1.8gのウエイトがあるのも嬉しいです)

あえて言うならばラバーカットの見栄えがパワーフィネス寄りになっているのが、至らない点かもしれません。

今年はPTD- HGのパワーフィネスで魚を釣る機会が多かったのですが、何とも言えないヘッド形状(カメムシの様な)からか竹など枝の間に挟まる事が少なくロストはほとんどありませんでした。ヘッドがトンガリ過ぎてないからだと思います。

とはいえ、この手のジグ(PFに特化、BFに特化したもの)は今や色々な物が出ています。自分もほとんどのジグは使いましたが、正直良い物ばかりで、その完成度に驚くばかりです。

ぜひぜひ皆さんも自身にあったジグを発見し、パワーフィネス、ベイトフィネスの威力を体感してみて下さいね!